近年、中国人のスキー旅行客が急増していることは、テレビのニュースなどでしばしば報道されているところです。なぜ、中国人は日本にウィンタースポーツを楽しむためにやってくるのでしょうか。まず、中国構内には手軽に利用できるスキー場やゲレンデがないということにあります。国土が広すぎるため、雪の降る場所は限られていて、そこへ移動するだけで時間を要します。
ところが、日本なら飛行機で数時間のところにある国なので、アクセスがしやすいという側面が強いです。また、日本のゲレンデは設備が整っていて手軽にウィンタースポーツを楽しむことができます。ゲレンデの近くにはホテルが併設されていて、ホテルから数分のところでスキーをすることが出来るので、中国人旅行者にとっては環境が整っていて絶好の場所であることが分かります。さらに、日本は東京からゲレンデへのアクセスが良好であるため、飛行機を降りてバスや電車で簡単にアクセスすることが出来るところを中国人旅行者は評価しているのです。
中国人といえば爆買いと言われたのは10年以上前のことであり、中国人観光客のニーズも多様化しており、最近ではウィンタースポーツを楽しむ人が増えてきています。上海や香港と言った地域は一年を通じて蒸し暑い地域であるため、雪が降ることはありません。そのため、一部の中国人にとってはまだまだ雪が珍しく、手軽に雪に接することが出来るのが中国国内ではなく日本なのです。新幹線でスキーのことならこちらについてならこちら